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ありがとうございました。 
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 先日30日、月夜のサアカスさんでのイラスト展「からっぽのこづつみ」が終了しました。

 約1ヶ月間という長い間、お店に作品を並べさせて頂いて、素敵なメニューと一緒に、お店に来た方に楽しんで頂けて、とても素敵な期間になりました。

 自分の力不足やら体力不足やら、精神力の低さなど、いろいろ落ち込むような部分もありながら、とりあえず何事も無く最終日を迎えられて良かったと思っています。

 これも、日頃から、そして制作面などでも協力して下さった方、また応援して下さった皆様のおかげです。ほんとうに、ありがとうございました。



 これから"からっぽのこづつみ"が、ほんとの意味で"からっぽのこづつみ"になります。

 今回並べた新作が、今のものではなくて過去のものになって、いつか手に取った時にこの2011年11月頃の事を思い出したり気持ちが蘇ってきたり。もしくは何もかも忘れてしまったり。未来にそうなるかもしれない時間を思い出すきっかけになる絵、形の無いものをくるんだ未来への包み紙に、これらがなれば良いなと願っています。

 今回描いた私の絵だけがそういう効能を持っているとは思っていません。目に触れる形あるもの全てが"からっぽのこづつみ"なんだろうと思います。物語のようにしたくて、贈り物というイメージを含んだ"こづつみ"という言葉を使いましたが、そんな構えた名前など持たないような些細なものも、あるいはそっちの方が、もしくはもっと別の何かが、素敵なこづつみなんだろうと思います。

 この先、楽しいことや辛い事やなんでもない事やどうでも良い事を重ねてあっという間に未来にたどり着いた頃、今とは違う感情を持って生活している中で、過去を思い出すきっかけになるこづつみはたぶん偶然に見つかり、そして時間の経過を感じてびっくりするかもしれません。
 きっと、自分の意識のもやの中で自力でたぐり寄せておける記憶達は、実際いきてきた時間の中での極々一部で、手を離してしまったかもしれないけど、手に持っているそれだけが自分の記憶の全てではないです。
 些細な事や大きな感動や衝撃、優しいことや嬉しいこと(絶対忘れないと思っていたような事も)ときどき忘れてしまったりしますが、そんな自分の視野の外の空白も大事に思えるよう、忘れる事をむやみに疎んで自分を傷つけたりしないよう、そういう柔らかい気持ちで居られたらいいかもなんて思います。


 箱のイラストセットを手に取って下さった方へ。イラストセットはいずれ劣化して、紙屑のようになるかも知れません。でもそれは時間の経過を刻んだ当然の姿で、あなたの手元に来てから隣にいた時間が表れたものです。劣化した分、自分の中の記憶もきっと沢山消えている事、そして新しい物事と出会っている事を、推し量ることが出来るかと思います。それは疎むことではありません。そうなったらどうぞ捨てて下さい。そしてまた素敵なものと出会って下さい。こづつみはどこにでもあります。きっと偶然出てきます。



 真面目にこういうの書くの慣れてません。うん。照れるし、無力を感じるし。ああ。



 さて、気持ちを切り替えて次の計画ですが、冬コミに向けてカレンダーを作ろうと思います。創作イラストのカレンダー。ちょっと大きめのを作ろうと思っています。

 のちのち告知しますのでお楽しみに。またよろしくお願いします。

 
secret


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